ゲスト 様 ログイン

さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
診療時間 14:00~18:00(木曜休診)
  日・祝
14:00~18:00 ×
※土曜・日曜・祝日(特別休暇を除く)も通常通り診療
※△:保険診療・初診は休診・自由診療の再診は受付可能
(プラセンタ埋没は受付不可)
※月曜・水曜が祝日の場合は曜日に準じた診療となります。

スタッフ日記

夏風邪対策!!

2012.08.01

今日から 8月になりましたが、台風が接近してすごい強風ですね(> <)
夜も寝苦しいほどの暑さに、クーラーを使用することも多くなってきました。これから「夏風邪」を引いてしまう人も多くなるのではないでしょうか!

医学的に「夏風邪」という言葉は本来存在しないそうですが、冬にかかる一般的な「風邪」に対して、夏にかかる風邪を慣習的に「夏風邪」と呼んでいるそうです。理由の一つとして、主に冬はコロナウイルスやライノウイルスが活動的になるのに対して、夏は高温多湿の環境で活動的となるアデノウイルスやエコーウイルス(エンテロウイルス)、コクサッキーウイルスなどが夏風邪の原因となるからだそうです。200種類以上もの風邪の原因になるウイルスのうち、夏の暑さと湿気を好むウイルスが引き起こす風邪を「夏風邪」というんですね!

夏風邪をひいてしまう原因として、ウイルスが侵入する主な部位である喉や鼻の粘膜は免疫によって守られていますが、エアコンや扇風機などで乾燥してしまうと、それだけで局所的な免疫力低下を引き起こしてしまううえ、涼しい室内から暑い屋外に出ることによる急激な温度変化は、体温を一定に保とうと機能している自律神経のバランスまでもを崩してしまいます。
また、この他にも夏ならではの免疫力低下の原因として、熱帯夜の寝不足、夏バテによる食欲不振、日焼けまでもが関わってくる可能性があるため、個人の生活習慣によっては風邪の流行する冬よりも、むしろ夏に風邪をひきやすい、という方もいるそうです。

夏風邪の症状は、風邪の症状(のどの痛み、咳、発熱、頭痛、鼻水)と、下痢・腹痛などの胃腸系にくることがあります。
普通風邪は汗を出して治すといわれますが、夏風邪をひいた時は身体を温めて汗を出すのは脱水症状を起こすので水分補給が必須となります。

<夏風邪対策!!>

・室内をクーラーで適温適湿にする。(冷えすぎないように、26~28度が適温です)
・腸の動きを低下させないため、お腹にはタオルケットをかける。
・体力をつけ免疫力低下を防ぐために、睡眠を十分にとる。
・夏風邪ウイルスは目から感染してくることもあるので、外出先から帰宅した時には、手洗い・うがいと目薬をする。
・夏風邪ウイルスは湿気が高い環境で繁殖しやすいので湿気を取り除く。

<夏風邪のひき始めに・・>

赤ワインが夏風邪に効く!|さくらクリニック夏風邪のひき始めにきく飲み物として、少量の赤ワイン(ショウガ汁を少し加えたショウガワイン)がいいそうです!
赤ワインというのは、消炎作用があるポリフェノールがたくさん含まれ、アルコールも20cc~30ccで、体温を2度ぐらい上昇させて免疫力を3倍活性化させるそうです。またショウガにも炎症を抑える作用、体温を上げる作用があり、アルコールと組み合わせれば血液の流れもアップして結果的に抗ウイルス作用が期待できるとのこと。赤ワイン20mlにショウガ汁を3~4滴入れるだけ!
夏風邪ウイルスが腸から感染するのを防ぐキムチや納豆やぬか漬け、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品もおすすめだとか。

しっかりと体力をつけて、楽しい8月を過ごして下さいね!

(参考:All about/医療法人東内科医院

ご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください
ご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください
ページトップへ