2015.06.22
こんにちは、訪問リハビリテーション部です。
「いつまでも住み慣れた地域・我が家で暮していきたい」
そう思うのは、特にお年寄りの方にとってはごく自然な思いだと思います。
私が以前病院や施設内で仕事をしている頃も、「家に帰りたい」という患者・利用者様の切実な思いに直面したことが何度もありました。
現在、訪問リハビリ部では個人宅に一軒ずつ訪問し、ご利用者様の在宅生活の支援を
続けています。
今回は、訪問リハビリをご利用されている方の一例についてご紹介致します。
例 : M様 80歳代 女性 (※写真の掲載に関し、本人・家族の承諾を得ています。)
<原因疾患名>・圧迫骨折、大腿骨骨折 等
病院退院後、自宅復帰されました。
リハビリ開始前は、下肢筋力の低下もあり、屋外散歩を行うと、約200~300mで疲労感の訴えがあり、歩くのに時間を要していました。これまで複数回転倒し、骨折を繰り返していました。ご家族の希望としては、転倒・骨折しないで歩けるようになってほしい。
本人様の希望は、買い物に行きたいとの強い希望でした。
リハビリは筋力強化、バランス改善、屋外歩行を中心に実施。現在では下肢筋力も向上。500~600m以上可能、歩行スピードも速くなり念願のスーパーにも買い物に行けるようになりました。本人様は芸術関係の自営業を営まれており、今後も生涯現役でお仕事をされて欲しいです!!
訪問リハビリでは、上記のような問題を一緒に解決していく支援をしています。
ご利用者様自身の生活レベルの改善や、ご家族様の介護負担の軽減に繋げていきます。
ご相談等があればぜひ一度当院までご連絡下さい。