2016.01.26
こんにちは。在宅訪問診療部です。
1/24日~1/25日にかけて、大寒波が到来し大雪が降りましたね。
鹿児島ではなかなか体感することのない気温でも、外では子供たちが、嬉しそうに雪だるまを作ったり、走り回っている姿を見かけ、微笑ましく思いました。
当院スタッフも、久しぶりの雪に感動し何度も外を眺めていました。
バスや市電もストップし、交通の乱れも発生した為、在宅訪問診療では、往診車での事故を防ぐ為に、訪問日を近日内に振り替えて頂く形になり、早急に手配を取らさせて頂きました。
またお電話にて体調悪化がないか等、確認をさせて頂きました。各施設スタッフの方・患者様ご家族には大変感謝申し上げます。
お電話での確認に対し、特にお独り暮らしの患者様からは、「ありがとうございます」とお言葉を頂き、私たちも安心しました。
急激な気温の低下が起きると、血圧が変動しやすくなり、脳血管障害など疾患の誘発リスクが高まります。特に入浴時は要注意です。浴室内外の温度差でヒートショックを起こしやすくなります。
入浴の前後は、脱衣所も適温に設定し身体に負担をかけないように配慮しましょう。
また、気温が低いと水分摂取を忘れがちになり、冬場でも脱水症を起こしやすくなります。
実際に当院の患者様でも数名、冬場の脱水症を起こし、院内の訪問看護師が対応(または外部委託先訪問看護ステーションが対応)し、点滴加療を行いました。
このように、冬場はお年寄りの急な体調変化を引き起こしやすいので要注意ですが、何かあった場合でもすぐに対応できるというのが在宅訪問診療(在宅時医学総合管理)利用メリットの1つでもあります。
自宅療養・施設内の体調管理において、困った事・不明な事がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
さくらクリニック099-213-5733