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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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院長ブログ

賢い患者道 vol.7「夏の紫外線の身体への影響」

2016.07.10

梅雨も明けると、夏本番。気温も上昇し、日差しのきつい日がつづいています。

女性の方が夏の日の外出でまず気にすることは、紫外線による色素沈着(黒ずみ)でしょう。しかし、もっとも気にしなければならないことは、紫外線の浴びすぎによる、細胞内DNAにある遺伝子の破壊です。

太陽光線の中にはさまざまな波長の光が含まれています。その中でも、「紫外線」は波長がとても短いぶんとても高いエネルギーを持っていて、DNAに含まれる遺伝子を破壊する程のエネルギーを持ちます。

遺伝子が破壊されても通常は破壊された部位を修復するタンパク質が働くので問題は起きないのですが、慢性的に強い紫外線にさらされると、遺伝子修復のミスが起きることがあります。そうなると、体の機能維持に必要なタンパク質を合成できない異常遺伝子を持つ細胞(「がん細胞」)が発生する原因となってしまいます。

傷ついた遺伝子を修復するのにはビタミンCが役目を果たします。外出して強い日差しを浴びてしまう前後にはしっかりとビタミンCを補給しておくことをおすすめします。高濃度ビタミンC点滴がもっともおすすめできますが、医療機関専売の飲む日焼け止めサプリメントというものもあり、手軽に紫外線対策ができるようになってきています。

ビタミンDは細胞の増殖や分化をコントロールし抗がん作用を発揮する重要な酵素です。「日光浴をするとビタミンDを摂取できる」という話をご存知の方もおられると思いますが、日光浴による紫外線ダメージを考えると、ビタミンDはサプリメントで補給して紫外線を避ける方がより健康にはプラスであると思います。

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