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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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院長ブログ

賢い患者道 vol.8「がんとタンパク質」

2016.08.10

みなさんが「がんです」と診断されたときを想像してみてください。

みなさんはがん治療方法のほかに、これからどのような食事をしていこうかと考えるのではないでしょうか。いわゆる病院食のようなもの、消化のよい「おかゆ」や「うどん」、「玄米菜食」などを思い浮かべる方も多いでしょう。

がんは、患者さんの体内の糖をエネルギー源として活動し、血液中のタンパク質を材料に細胞分裂を行います。このとき、糖は健康な時の6倍のスピードで消費されていくので、すぐに糖は不足し低血糖状態となります。すると人間の身体は低血糖状態を改善するため、体中の筋肉を材料に肝臓で糖を作ります(糖新生)。がんが進行していくと患者さんがやせ細っていくのはこのためです。

体のタンパク質が減少していくからといって、がん細胞のタンパク質利用量は全く変わりません。そのため、がん患者さんは健康な方よりも、より多くのタンパク質を摂取する必要があり、健康な方で1日体重1kgあたり1~1.5g、がんの方で2gのタンパク質が必要とされています。

例えば、牛肉ステーキ料理200gからはたった約16gのタンパク質しか吸収できません。最も優秀なタンパク源である生卵でも1個あたり約6gです。ですから、毎日じゅうぶんなタンパク質をとる事がいかに大変なことか分かるかと思います。不足するタンパク質は吸収率の高い医療機関専売のサプリメントで補うとよいでしょう。

低糖分、高タンパク質の食生活ができている間は、そうそう体ががんに負けるということはありません。栄養状態を整え、希望を持って明るい気持ちで毎日を過ごすことも立派ながん治療となります。

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