2018.06.02
6月にはいり梅雨の時期を迎えました。湿度が高くジトジトとしていますので、不快指数は高まる一方ですが、不快なだけではなく、実は脱水に注意が必要な時期です。全国的には脱水のニュースは梅雨明けから盛んになりますが、鹿児島は特有の気温の高さから、6月中にはもう真夏並みの発汗量になるようです。
また、日照時間が少ないことから脱水に対するケアが薄くなりがちなことも問題です。脱水を基点とした熱中症は、重症化すると命に関わる状態になります。体内の水分が少なくなるとめまいや立ちくらみなどの症状が現れますが、こうした自覚症状が現れる前に皆様にはしっかりした水分補給をお願いしたいところです。
以下のようなポイントを押さえて、しっかりと水分を摂りましょう。
・1回コップ一杯程度、1日に1.5リットル程度
人間が飲用水として1日に摂るべき水の量は1.5リットル程度と言われています。これを1回コップ一杯(200~250ミリリットル)程度を目安に、1日に6~7回に分けて小まめに摂るのが大切です。三食の食事時に加え、朝起きた時や入浴の前後、夜寝る前などタイミングを決めて小まめに飲むようにしましょう。
・水分補給に適しているのは「常温の水」
水分と言っても、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物やお酒には利尿作用があるため、水分補給には適していません。また、あまり冷たい水を飲むと身体を冷やしてしまいやすいため、身体の冷えやすい方は特に常温の水や白湯などを飲むのが良いでしょう。
また、大量に汗をかいた後の水分補給やすでに脱水の症状が見られる場合は、塩分を含んだ経口補水液やスポーツドリンクがお勧めです。
体内の水分が不足しがちなこれからの時期、こまめな水分補給の習慣を身につけて、健康を守っていきましょう!