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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム 2018年3月号「アンチエイジングとタンパク質」

2018.03.02

人体の約7割は水分で構成されています。大まかに分類すると残りの3割はタンパク質と脂質ということになります。皮膚・髪・爪等の目に見えるところから、筋肉や血管といった体の内部まで主にタンパク質で構成されている部分は多岐にわたります。
脂質=太る というイメージから脂質をなるべく避けるという食生活は多くの方が実践するのですが、タンパク質量を意識した食生活を実践される方は少ないことが残念です。

タンパク質量を意識するのであれば、体重1kgに対して1gのタンパク質は必要と考えます。つまり体重が50kgの方だと1日に50gのタンパク質が必要と言えます。この摂取量は最低この位というラインであり、健康や美容について関心の高い方でしたら体重の1.2倍、生活に運動を取り入れている方でしたら体重の1.5倍程度のタンパク質量が欲しいところです。

50gのタンパク質というと、肉や魚なら約300g 卵なら約9個となかなかのボリュームになります。1日数回に分けて、これらの動物性タンパクを摂る食生活が重要です。
なお、お米や麺類にもタンパク質は含まれますが、炭水化物中心の食材からタンパク質を必要量得ようと考えた場合、明らかな糖質過多になるためお勧めはできません。

摂取されたタンパク質は消化の過程でアミノ酸に分解され、体の各部分でタンパク質として再生成されます。タンパク質の摂取量が十分でないと体が材料不足の状態に陥ってしまい、老化が早まります。タンパク質量が十分でなかった時代の平均寿命が今よりもずっと短いことからも、老化との密接な関係が理解できると思います。
つまりタンパク質量を意識した食生活はアンチエイジングの必須要件ということです。
この土台の上に、ビタミンCやアミノ酸・コラーゲンなどのサプリメントを加えることでより理想的な取り組みとなります。健康・美容についてこれまで結果の出なかった方・現在取組中の方は是非お試しください。

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