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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

ご存じですか?夏血栓

2019.07.31

こんにちは、さくらクリニック訪問リハビリテーション事業部です。
梅雨が明け、猛暑が厳しい時期となりました。
全国各地で熱中症による体調不良の報道が盛んになってきているように今年の夏も要注意!
今回は夏血栓・熱中症対策についてご案内致します。

【夏血栓にご注意を!!】
連日の猛暑で体調を崩し、めまい、吐き気、ふらつきなどの症状が出たらまず熱中症を疑うと思います。ですが同じ症状であっても違う病気..
脳梗塞の疑いがある場合があります。
冬に多発するイメージがある脳梗塞ですが、実は夏に一番多く発症しているというデータがあります。
その原因は「夏血栓」にあります!

<夏血栓とは?>
あまり聞き馴染みのない夏血栓とは一体どのようなものかご説明します。
汗をかき、身体が脱水状態に陥ると血液がドロドロになります。
すると、血管の中に血の塊「血栓」ができて血管をつまらせてしまいます。
これが夏血栓です!そしてその血栓が脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。

<熱中症と脳梗塞の見分け方は?>
めまい、吐き気、ふらつきなどの熱中症に多い症状にプラスして、顔や腕に「麻痺」がある場合は脳梗塞の可能性が高いです。
口や眉毛などが片側だけが歪み、片腕だけ力が入らなかったり、水を口に含んでもうまく呑み込めずにこぼれ落ちてしまったり...このような症状は熱中症では見られません。

上記の症状が出た場合は迅速な対処が必要になってきます。
また、上記の症状がない場合でも熱中症だろうと安易な判断をせずにすぐにかかりつけ医に相談するなどの対応を心がけましょう!

<夏血栓・熱中症を防ぐには?>
夏血栓を防ぐには熱中症と同じく脱水症状を防ぐために水分補給が大切になります。そして水分補給には水だけではなく、「麦茶」「スポーツドリンク」「経口補水液」などが適切。
大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなります。
同時に余分な水分を尿として排泄します。これが自発的脱水症と呼ばれるものです。
この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となります。

まだまだ暑い日々が続きますので、皆様も体調管理には十分気を付けて下さい!!

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