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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

賢い患者道 PART Ⅶ Vol.8 「糖尿病にまつわるお話~悪者は血糖値?」

2019.08.16

「糖尿病は血糖値が高い病気」ということをご存知の方は多いと思います。
ではなぜ糖尿病では血糖値(血液中のブドウ糖の濃度=mg/dl)が高くなるのでしょう。
この質問に対するキーワードは、すい臓から分泌される「インスリン」です。

もちろん炭水化物(パン・ご飯・麺・パスタ)や砂糖をたくさん取れば、消化されてばらばらになって、小腸の壁から血液中にブドウ糖が入り込むので血糖値は上がります。糖質を取っていない時でも上がってしまうのは、インスリンが全身の臓器(脳・肝臓・腸管・筋肉・脂肪細胞)に作用していないからです。特に筋肉や脂肪(細胞)ではインスリンが作用しているときのみ糖を取り込むことができます。
ですから、すい臓が疲れてしまってインスリンの分泌がない(少ない)、インスリンはでているが、臓器に作用しにくいという状態(糖尿病)があると、血糖値が高くても糖を取り込みにくくなり細胞のエネルギー源が枯渇します。ヒトの体は、それでも何とかエネルギーを生み出さなければなりません。そこで肝臓を工場にして、全身の脂肪や筋肉(アミノ酸)を燃料にして糖を生み出そうとします(糖新生)。糖尿病の患者さんは何も治療しなければ、糖新生が亢進(こうしん)しどんどん痩せていきます。ですから、糖尿病が本当に怖いのは、インスリンが作用せず(インスリン抵抗性)最終的に「餓死」してしまうことなのです。

インスリン抵抗性は、体に脂肪がたくさんある状態=肥満がスタートとなることが多いです。ですから、糖質に気をつけた食事や運動の習慣によって、健康的にダイエットをすることは、糖尿病からいつも縁遠いところにいることができる、ということになります。

 

 

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