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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

リハビリテーションとモチベーション

2020.01.18

こんにちは、さくらクリニック訪問リハビリテーション事業部です。
今回は、 「人のモチベーションについて・・」というテーマでお話をしてみます。

私達が、訪問リハビリを通して初めてご利用者様とお会いする時に常々感じる印象としては、人によってリハビリに対し意欲的な場合と、そうではない場合とに分かれるという事。
この時私達は如何にしてご利用者様自身のモチベーションを高めていくかを考えます。
仮に、運動習慣が少ない方に対し「今の生活習慣がよくない。もっと運動した方がいい」と一方的に話しをしたらどうなるでしょうか?
おそらく結果は明白です。ご利用者様は今の自分が否定されたように感じると、周囲との関係性を閉ざし、解決に向かうべきモチベーションはより低下していくでしょう。

そもそもモチベーションとは、何なのでしょう??
モチベーションとは、私達の日々の生活にも深く関連しています。
よく「モチベーションが湧かないから、うまく行動に移せない」という言葉を耳にします。しかし、これは大きな誤解です。
「今年はダイエットするぞ!!」と目標を立てたけど、やっぱり甘い物や大好きなラーメンが辞められない。
「今年は〇〇の資格をとる為に勉強するぞ!!」と目標を立てたけど、なかなか勉強に手がつかない。
結果、ダラダラと進む時間の経過と共に罪悪感が募るという悪循環に人は陥りがちです。
まず初めに知っておくべき重要な事とは、そもそもモチベーションとは後からついてくるものであるということです。

例えば・・、
ダイエット最初は色々辛かったけど、徐々に体重や体脂肪が減ってきたのが嬉しい。
勉強は嫌いだけど、続けてみたら色々分かってきたから楽しくなってきた。
こういったケースに限らず、部活や習い事、対人関係や仕事においても同様に、最初は苦手意識や一定の努力を必要としますが、続ける内にモチベーションが高まります。
つまりモチベーションが高い状況とは、人が何かを始めるにあたり「自分が常に前に進んでいるという成長実感」を意味します。
反対に前に進んでいる感覚を失うと、モチベーションは低下します。
確かに人が何かを始める時に目的や目標は大事ですが、それが決まらないと始められないということではありません。悩むよりまず始めてみる事の方がより重要となります。
しかし、仮に上手く始められないとした場合はどうでしょうか!?

その時は、「きっかけ」が重要となります。
例えば今の生活習慣のままではよくないから訪問リハビリのサービスが始まった。
これがきっかけです。きっかけは他のパターンにも当てはまります。
1人では勉強が進まないから、スクールや塾に通うようにした。
1人ではダイエットが続かないからジムに通う。プロの専門機関を利用することにした。
これらも必要なきっかけです。

これらきっかけとは、「人がこれは自己の問題だと気づき、課題解決やモチベーション変化を通して、改善に向けて成長していく為の必要な環境作り」だと考えます。
しかしながら、環境が人を変えるわけではありません。人が環境をどのように生かすかが重要です。
私達、訪問リハビリ事業所では、まずこの「出逢い=きっかけ」を大切にし、ご利用者様との信頼関係の構築をより重視しています。関係性の構築は互いに良好な意思疎通を可能とし、課題の解決がスムースに進み始めます。
今まで起きられなかったけど起きられるように、歩けなかったけど歩けるようになった。
「気づいたらよくなってきた!」という実感が、また新たなモチベーションとして変化し、「だからまた頑張ろうかな!?」との相乗効果を生み出します。
身体や生活に関して何かお困りな事があれば、無料でご相談受付や、体験リハビリも行っています。いつでも当院にご相談下さい。

医療法人さくらクリニック
訪問リハビリ課:田中
連絡先:099-213-5733

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