2020.09.01
さくらクリニックで行っている血液栄養解析では70項目に及ぶ血液成分を緻密に分析しその人に足りていない栄養素を割り出してアドバイスを行っています。
これまでの傾向を見ても実に多くの方が栄養不足の状態でした。
ビタミンやミネラルのバランスや摂取量は体調に大きな変化を与える要素です。
鉄欠乏(貧血)であればふらつきや立ち眩みの症状が出ることなどはイメージしやすいところでしょう。
他にも風邪をひきやすい方は亜鉛欠乏の可能性がありますし、疲れやすい、寝ても疲れが取れないという方はビタミンB欠乏の可能性が高いです。その他、普段の悩みの中にはこれらのバランスによるところが多岐にわたります。
自身の食生活に疑問のある方や、日々の体調に不安のある方は是非一度血液からご自身の栄養状態をつかんでみることがお勧めです。
さて、不足した栄養素を補うために必要なものがサプリメントです。
現在ではごく一般的に摂取されているため皆様にもなじみ深くなっているのではないでしょうか?
これらサプリメントには1日の推奨量という事で、概ねの飲む量が表記されていると思いますが、体の状態によってはより多く摂らないと実際には不足が改善されず、症状の緩和につながらないことがあります。
基本的に推奨の摂取量はその栄養素が欠乏しないように計算されていますので、不快な症状が出ている段階ではより多くの栄養素を摂取しなければならないケースの方が一般的であると思います。
つまり体調の改善を目指すのであれば、目安によらない適量を摂取することが重要となります。
採血に至らなくても統計的に足りない可能性が高い栄養素は把握していますので、何を、どの位?とお考えの方は一度ご相談ください。