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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム 2020年12月号「ついつい飲み過ぎてしまう年末年始に…」

2020.12.01

タイトルの通りですが、九州は全国的に見ると沢山のお酒を飲む習慣のある土地柄で、転勤などで初めて九州に住む方は驚くことも多いとか…
全く個人的な体感ですが、特に熊本・鹿児島は焼酎を盛んに飲むため九州の中でも飲酒量が多い土地柄なのではないでしょうか。
かく言う私も最近は健康最優先でビールを少々程度ですが、若い頃はよく飲みました。

今でも飲もうと思えば沢山飲めるはずですが、そんなことをすれば娘たちがすぐに気づいて叱ってくるので沢山飲む機会はもうありませんね(笑)
さて、そんな飲酒についてのお話ですが、前ページにアルコールサプリメントの話があったので少し作用についてお話をします。

アルコールの分解は主に肝臓で行われることは皆様良くご存じの事かと思います。胃や小腸から直接吸収されたアルコールは血管を通じて肝臓を通過し、その際に少しづつ分解・排出されていきます。主に二日酔いの原因となるのは分解の過程で発生するアセトアルデヒドという物質です。お酒が強い人は2型アルデヒド脱水素酵素という酵素が多い+活発なためアルコールが比較的速やかに酢酸に分解され、二日酔いになりにくいと言われています。この酵素は遺伝的要因が大きく、お酒に強い・弱いは基本的に先天的なものです。アルコールサプリメントとして、ウコンや肝臓エキスなど、人間の肝臓の動きを高めるものが主流になっていますが、そもそも分解を促進しないとアセトアルデヒドがいつまでも体内に残って、吐き気やダルさが持続してしまいます。

前ページのサプリメントの成分を確認した際には強肝作用と分解促進がバランスよく配合されていることが私の目を引きました。
具体的には漢方由来の甘草は薬で使う成分に言い換えるとグリチルリチン酸で、これは以前から強肝目的で用いられている成分です。加えてシステインペプチドはグルタチオンとして体内で働くため、アルコールの分解を助けます。

グルタチオンはアセトン血性嘔吐症という子供の病気によく使いますが、アセトン血性とはまさにアセトアルデヒドの血中濃度が高くなっている状態なので、二日酔いの状態とほぼ同じとイメージしていただければ大丈夫です。
強肝作用と分解作用の両方からアプローチしたアルコールサプリメントはこれまであまりなかったようですので、皆様の二日酔い防止に活躍してくれることを期待しています。
但し!いくら二日酔いしないからと言って飲み過ぎると、脂肪肝まっしぐらとなってしまいます。年末年始も暴飲暴食を控え、楽しくいきたいものですね!

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