2020.12.10
こんにちは。さくらクリニック訪問リハビリテーション部門の田中です。
世の中「糖質制限ダイエット」が流行していますが、私自身もここ最近食事内容の見直しを行い、食物繊維やたんぱく質、発酵食品等を多めに摂取するように気を付けています。白米やパン等を中心とする糖質を「全く摂らない」というルールはもうけず、「あまり摂らない」ぐらいにゆるめにルールを設定して、1日に1~2食を継続しています。そんな影響から、食事を見直し体重も6kg程度減。体調も疲れにくくなり、食後の眠気に襲われることや、やる気が減退するという事も思いつく限りなくなりました。
実は私達の食生活に関するDNAのルーツとは、狩猟採集(縄文時代)がモデルとなっているらしく、人間の身体は脂質やたんぱく質を中心に摂って生きるようにできているそうです。弥生時代から農業が盛んになり米や麦を作り始め、現代ではお菓子やジャンクフード等を始めとする、美味しい糖質商品を摂取する機会が格段に増えてきたことで、自然と糖質過多に傾き、もっと糖質を欲しがる(ドーパミン依存)ようになっています。
ダイエットや健康を考える時は、このドーパミン依存対策が重要となります。具体的には、別な形でドーパミンを分泌する必要があり、「小さな良い変化を沢山つくり、達成感を感じる」ことでドーパミンが出やすくなります。
例えば体重が何キロ減った。体調がよくなった。イライラしなくなった、肌つやが良くなった、寝起きが良くなった、便秘が解消した、頭がさえるようになった、食事が楽しみになった。
等、何でもいいので小さな変化(効果・達成感)を実感できると、モチベーションが勝手に湧いて継続できるようになります。
私の場合だと、一番は体調が明らかに良くなった。というのが一番印象的でした。