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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム 2021年2月号「辛い季節到来間近 花粉症予防の考え方について」

2021.02.01

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によってクシャミや鼻水等の辛い症状が継続することが主な症状で、アレルギー性鼻炎の一種です。仕組みとしてはハウスダストアレルギーなどと同様に、原因物質が鼻腔内の粘膜に付着するとそれをトリガーとして自身の体内に抗体が作られます。抗体保有後に再び花粉などの原因物質が体内に侵入すると、抗体の反応によりアレルギー誘発物質が放出され、鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。目に起こるかゆみや涙の症状も同じように考えていただいて大丈夫です。
代表的なアレルギー反応としてスギ花粉症が有名ですが、ダニ等を原因とするハウスダストアレルギーも原因は同じですし、秋の花粉アレルギーの方もいますので、言うなれば1年中何らかのアレルギーに悩まされている方がいるのです。(とはいえ、さくらクリニックでのアレルギー相談は春に集中しますので、スギ花粉症が一番多いという事は間違いなさそうです)

一般的に間違いのない花粉症の予防法はアレルゲンを避けること。つまりマスクやゴーグルなどで体内に侵入する原因物質を減らすことが第一です。他にも家に花粉を持ち込まない工夫として、外で花粉をはたいてから家に入る、家に入ったら手や顔をきれいに洗うなど、現在のコロナウイルス予防法と大差ありません。(余談ですが、今年は予防対策の徹底からインフルエンザが絶滅したかのように少なく、全国でも週に何十人程度しか発生していません。さくらクリニックでも現状0。もしかしたら花粉症も減るのかも?!)

本日はこれらの一般的に知られる予防法とは別の予防法を一つご紹介。
それはズバリ、ビタミンDを大量に摂取する事!
以前、「サーファーに花粉症はいない」という本を読んだことがありますが、なぜ花粉症はいないのか?
サーファーは一般人と比較して日に当たる時間が長く、総じて日焼けしています。花粉症とは何ら関係なさそうですが、実は日光に当たることで体内のビタミンD生成が強く促進されるのです。つまりビタミンDの抗アレルギー作用により花粉症を始めとするアレルギー症状と無縁という事が答えと言えます。

普通に暮らしていてサーファーの方のように日に当たることはまずないので、海が嫌いな人はどうするのか?

ビタミンDのサプリメントを経口摂取することで同じ効果が見込めます!

幸か不幸か私自身はアレルギー体質ではないため、クリニックのスタッフで試してみたところ、効果てきめんでアレルギーが出ることを忘れていました。
早い方では1週間ほどで効果が出てきますので、花粉シーズン本番の前にしっかりとビタミンDを補給することをお勧めいたします。
体重などで飲む量に個人差がありますので、花粉症にお悩みの方は是非ご相談ください!

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