2021.08.25
さくらクリニック受付の黒木です。
今日はさくらクリニックで行っているアトピー治療「丹羽療法」について個人的な感想を交えてご紹介したいと思います。
「丹羽療法」とは土佐丹羽クリニックの丹羽先生が研究開発を行った治療法です。
天然の生薬を使った内服剤や軟膏ですので、赤ちゃんからお年寄りまで比較的に安心してお使いいただけます。
早速ですが、私は小さい時からアトピー性皮膚炎を患っており、手指や肘・膝裏、背中、顔などに湿疹ができ、特に夏の汗をかく時期や冬の乾燥が酷い時、季節の変わり目などは悪化しやすく、痒みを堪えて寝て、起きてみるとあちこちを無意識に掻いてしまっているのはアトピーのあるあるではないでしょうか。
子供の頃に比べると症状は落ち着いてきましたが、顔、特に目の周囲に湿疹ができることが悩みでした。
一般的な治療ではステロイド軟膏を使用しますが、目の周囲は色素沈着を防ぐためできるだけ避けるようにと指導されますので積極的には使えず・・・。
しかしこの丹羽療法は赤ちゃんでも使用できるような軟膏ですので、目の周囲も問題なく使用できます(丹羽療法で使用する軟膏にもステロイドは含まれていますが、低濃度であり、ステロイドの副作用も抑えてくれるような特殊加工されたエキスが含まれています)。
赤くなってきたり、痒みが出てきたりしたら寝る前に軟膏を塗っておくと、朝起きたときには赤みが引くので、私にとっては救世主のような存在です。
丹羽療法では軟膏と併せて、活性酸素を除去してくれるSOD様食品やルイボスティーの服用を勧めています。
私も症状が普段より酷い時にはSOD食品を摂るようにしており、症状の改善が早いのを実感しています。ただこのSOD様食品ですが、大変独特な味をしています。
患者様に説明する際にもなんとお伝えして良いか困っているのですが、私はいつも「イメージでしかないけれど、お茶っ葉を食べたとしたらこんな味かなという味」とお伝えしています笑。
味は独特ですが、効果については折り紙付き。
さくらクリニックで治療をされている方も、このSOD食品やルイボスティーを併用している方はたくさんいらっしゃいます。
これまでご説明してきた丹羽療法ですが、残念ながら保険の適用がなく、自由診療となります。症状に合わせて処方する軟膏の量も変わりますので、料金も人それぞれです。
しかし、これまで一般治療で効果がなかった方や子供のアトピーにできるだけ身体にやさしい治療をと考えている方など、アトピー治療で悩んでいる方には是非試していただきたい治療法です。
気になった方は遠慮なくご相談下さい。