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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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院長ブログ

院長コラム 2021年9月号「女性のお悩み つらい頭痛について」

2021.09.01

8月は歴史的な豪雨・長雨となりましたが皆様被害なく過ごせましたでしょうか。少しでも影響が出た方にはお見舞い申し上げます。
さくらクリニック周辺の地区では道路の冠水もなく何とか乗り切ることが出来ましたが、毎年どこかで起こる豪雨災害は明らかに一昔前とはスケールが違ってきています。抜本的な災害対策の見直しが必要になりそうです。

さて、そんな低気圧の中で診察をしていると本当に増えるのが女性の頭痛相談です。昔からよく「雨の日は頭が痛くなる」とか言いますが、これは迷信ではなくて実際に起こりえる現象です。
気圧の変化感じ取るのは耳の奥にある内耳(ないじ)です。
内耳で受け取った気圧のサインは脳の中枢にある自律神経に伝達されます。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、特に気圧の変化が影響するのは交感神経(活動的な方)です。
気圧の変化が頭痛や体調不良の原因となるのは、一定の年齢を過ぎると内耳のセンサーが過敏に反応し過ぎて脳から不調のサインが送られてしまうと考えられています。
こうしたサインから脳の血管が拡張することにより起こってしまう頭痛。痛みを我慢するとストレスが溜まり日常生活が立ち行かなくなるので薬を飲んで症状を緩和することをお勧めします。
また、女性に頭痛の訴えが多いのは特有の更年期障害の症状であることも多く見られます。この夏のように気候が悪い、加えて更年期障害の症状がみられると頭痛の頻度が高くなりより不快な夏となってしまう方が多く見られるのです。

さくらクリニックでは更年期障害の治療としてプラセンタ療法を取り入れ、頭痛に関しても一定の改善を認めています。注射のみでは効果が無い場合は埋没療法に切り替えると効果的なケースをよく見ますので、お悩みの方はご検討ください。
急性の頭痛であればお薬を飲んで症状の緩和を図った方が早いので、更年期障害の診察の際にご相談を頂けましたら症状に合わせて私も検討いたします。

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