2021.10.10
こんにちは、さくらクリニック河野です。
鹿児島も朝、晩は過ごしやすくなり、秋の気配を感じてきました。
秋は食べ物や果物がおいしくなる季節なのでとても楽しみです。
さて先日は関東地方で震度5強の地震があり、大きな混乱となりました。
昨今、災害の多い日本ですが、かつて私も大きな震災を経験しました。
今回はその時のことを思い出し、私が震災で苦労したことをご紹介します。
①食料
お店やコンビニからは食料がなくなっていましたので病院から供給される缶詰やお粥などを食べていました。
②お水
水道がとまったり、水がでたとしても泥水で飲料には使えませんでした。
トイレは流せず、自宅でお風呂にもはいれませんでしたが幸い、病院にシャワー室があり、数日に1回通って記憶があります。
③電気
私が住んでいた地域の停電は一時期的でしたが、
停電した際は携帯の充電だったり、情報を得る手段の確保は必要でした。
カードでの支払いをすることが多かったですが、手元に現金を用意しておくことも大切だなとその時感じました。
④ガソリン
ガソリンは長蛇の列ができていましたので、いつもギリギリに入れていたことを悔やみました。
地震発生した直後、私は看護師だったこともあり病院に招集がかかりました。
タンスに挟まれたり、ガラスが割れて大きなケガをされた方が搬送されてこられる方も多く、地震発生時はまず、なによりも身の安全の確保が大切です。
また大きな震災の後は緊急アラームや余震で不眠となり、肉体的、精神的にも疲れます。
私も周囲のいろいろな人に助けていただきました。
いつ災害がおきるかわかりませんので、平和に安心せず、日頃からの備えを十分にしようと思った今日この頃でした。