2021.10.20
こんにちは、さくらクリニック訪問リハビリテーション事業部の田中です。
世の中には数多くのダイエット法が存在しています。
それぞれの方法に対し、人によって向き不向きや、方法そのもののメリット・デメリット等の一長一短はありますが、一部のダイエット法を除く殆どのダイエット法において科学的にも効果があると言われています。
以前当ブログでもご紹介しましたが、私自身昨年から「16時間断食」に取り組んでいました。これは一日の中で16時間何も食べない時間を確保し、残りの8時間で自由に食べるという方法です。
私の場合はダイエット目的で始めたのではなく、当時慢性疲労に悩んでいて、「寝てもなんか翌朝疲れがとれない」というのがきっかけでした。
そんな時、医師で青木篤先生が執筆された「空腹こそ最強の薬」という本と出会い、本書の中で記載されている内容の中から、もしかしたら食べ過ぎによる「内臓疲労が主な原因なのかな?!」と思い始めるようになりました。
そこで本書を読み進める内に「メリットの方が圧倒的に多いから、とりあえずやってみよう」といった感じで「16時間断食」を始めたのが、最初のきっかけです。
具体的に、私が実施してきた内容は以下の通りです。
→食事は平日の朝昼は何も食べずに、食事は夕食の1食のみ。
→朝昼飲むのは、ブラックコーヒー、お茶、水ぐらい。
→夕食は比較的栄養バランスを意識しつつ、好きなものを食べる。
→絶対食べないという縛りは作らずに、どうしてもお腹が空いた時は昼食を食べる。
→土日はチートデイとし、特に意識せず3食食べて家族と団らんを楽しむ。
簡単にまとめるとこれだけです。
いざやり始めると、最初の1~2週間はお昼時間帯になるとお腹が空き始めますが、これは2週間を過ぎるあたりから徐々に慣れていきます。
おそらく胃そのものが小さくなるのかと思います!?
同時に、最初の1~2週間で感じた主な効果として「身体が疲れない」、「頭がすっきりしている」という実感が強くあり、これには正直私自身が一番驚きでした。
これまで慢性疲労で悩んでいた為、悩みが一つ解決したのです。
こうした変化がモチベーションの強い引き金となって、その後も続けることが出来たのだと思います。
その後1~2ケ月継続したあたりから、徐々に体重が月に1㎏減少していくようになりました。
「これは面白い」と思い、仕事が忙しく運動習慣が少ないビジネスパーソンが、特に運動習慣を変えずに、生活習慣だけを変えると、どれぐらいの体重変化が起きるのかというのを、個人の体験として検証してみようと考えました。
すると結果は、一年間の中で停滞期(プラトー)が途中2回訪れましたが、「-8㎏体重が減少」しました。(※体重変化には個人差があると思います)
体重が-5㎏減少したあたりから、自身の体型にもビジュアル変化が起きるらしく、仕事関係先の方々から体型変化について声をかけて頂く機会が増えました。
16時間断食法には更に「オートファージ」という最大の効果があると言われています。詳しい説明は割愛しますが、簡単に述べると「細胞内で不要となったタンパク質が分解され、再利用される仕組み」のこと。
これによりアンチエイジング効果や、生活習慣病等の予防が強く期待されています。
一方で、この断食法には筋力低下等の懸念もあります。
現在は、16時間断食と並行して、こうした懸念に対しても自分なりに工夫しながら継続して実施しています。
ご興味のある方は、是非「16時間断食法」についてネットや書籍、YouTube等で調べてみるところからお勧めします。