2022.05.01
鹿児島はもうすぐ梅雨入りの季節、ジメジメとしたお天気は気が滅入ってしまうものですが、暑い夏を迎えるためには体力づくりが必要!
テレビを見ていると「貯筋運動」なるイベントを発見し、思い立って先日よりひそかにトレーニングを再開しています。
しかし、若いころは楽々と出来た腕立て伏せですら久しぶりにやってみるとかなり負担となり、一回もまともにできなかったのには驚きました。
この様に年齢と共に筋力は本人も気づかない程度ゆっくりと落ちていきます。
「貯筋運動」とは少しづつ落ちていく筋力のために予めに筋肉を貯めておく運動の事のようですが、貯筋を始める時期が遅いというのはあるのか調べてみました。
答えは遅い事はないので、思い立った時にすぐ始めるべきだという事です。
実は諸々の研究を調べてみると、筋力はトレーニングによって100歳の方でも成長が見られるという事が分かっているようです。
成長の条件は正しい仕組みでトレーニングをする事。仕組みはその時に持っている自分の力の100%以上の力を発揮する事です。
筋力成長の仕組みとして、軽い不可の継続運動では体が慣れてしまい、それ以上の筋力向上は望めません。人間は毎日歩いているのに脚の筋肉がムキムキにはなっていませんよね?
筋力を向上させるためにはある程度の負荷をかけた運動を短時間行うことが好ましいと言えます。
今の私は一回も腕立て伏せが出来ないのですが、出来ないからと諦めず一回できるようになるまで負荷をかけることが成長を促すトレーニングなのです。
ひとつご注意なのですが、トレーニング後には回復が必須なので毎日同じ部分をトレーニングすることは却って筋力を落とす結果となってしまいます。トレーニングを行った後、その部位については最低でも2日は休ませるようにしましょう。
また、必要カロリーが足りない場合は筋肉が成長しません。しっかりと食事を摂ることも必須!たんぱく質は可能な限り自身の体重の1.5倍グラム程度(50kgの方は75gのたんぱく質)を1日に摂取するようにしてみてください。
私はこの夏に向けた短期目標としては腕立て伏せを10回!できるように頑張ります。
皆様も夏に向けて是非「貯筋」を頑張ってみましょう!
自己流でやっても効果が出ない、ケガをする等のリスクがありますので可能な限り専門家にアドバイスを求めましょう。
さくらクリニックでも理学療法士によるリハビリを行っていますので、専門家から皆様に適切なアドバイスができます!
トレーニング方法以外の健康面や内科的な事は私にお任せください(笑)