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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム2022年10月号「メラニン生成に対するグルタチオン、ビタミンCの働き」

2022.10.01

南国鹿児島も朝晩は涼しい風が吹くようになり秋の気配を感じる季節となりましたが今年は暑かった…
鹿児島は暑いし紫外線は強いしでお肌にはかなりハードな環境です。
そんな中で多くの女性が気にしているのは「日焼け」の問題ではないでしょうか?

日焼けについておさらいですが、紫外線に当たると体内では活性酸素が発生し、その活性酸素の影響で皮膚中の色素細胞でメラニンが合成されます。
このメラニンも2種類ありユーメラニン(黒色メラニン)とフェオメラニン(黄赤色メラニン)と呼ばれています。
肌や髪の色はこの2種類の割合が肝となっており、ユーメラニンが優位な人種は髪や肌が黒寄りですが、白色人種等、フェオメラニン優位の人種は髪や肌の色が明るくなっていることはご存じかと思います。
では美白を求める美容医療とはどのようなメカニズムなのか?
白玉点滴の主成分であるグルタチオンは強い抗酸化作用を持っており、日焼けのスタートラインである紫外線による体内の活性酸素除去に効果的です。
更にグルタチオンの特徴としてメラニンの合成をユーメラニン(黒色メラニン)からフェオメラニン(黄赤色メラニン)へシフトする働きがあると考えられており、紫外線の影響を防ぐだけではなく、美白へのシフトチェンジを促進してくれます。

同時に美白に欠かせないのがビタミンCです。
ビタミンCも強い抗酸化作用を持ち、日焼けのスタートラインである活性酸素の除去が可能です。また、ビタミンCにはメラニンが作られる際に働く酵素であるチロシナーゼに対しての阻害効果があるため、メラニンの生成量自体を少なくする働きを持っています。
また、メラニンに対する還元作用があるため、合成された黒色メラニンを脱色する働きもあると考えられています。

この様な作用を持つグルタミンとビタミンCを同時に配合した美白向けの白玉点滴。
内々でスタッフが希望した際には行っていたのですが、さくらクリニックの患者様からも意外にご要望があったため、最近は外来でも行うようになりました。
1度では美白は体感しにくいため、最初は週に1~2回程度を数週間続けてみることをお勧めいたします。
ご興味のある方は診察の際にお声がけください。

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