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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム2022年12月号「寒い時期に気になる高血圧」

2022.12.01

早いもので今年も、もう師走を迎えることとなりました。院長コラムのコーナーもお陰様で無事に休載なく12回を書き上げることが出来ました。今年一年の健康に感謝しながら
来年も皆様の健康に役立つ情報をお届けいたします。
引き続きよろしくお願いいたしますね。
さて、今年最後のテーマは寒くなってきたこの時期に気になる高血圧症について。
高血圧の定義については収縮期血圧(最高血圧)140mmhg以上、あるいは拡張期血圧(最低血圧)90mmhg以上と言われていますが皆様はいかがでしょうか?
血圧は実は季節によって変動があるのですが、冬は高血圧になりやすいのです。
メカニズムとしては、寒くなると体温を逃さないように、血管が収縮するのですがその際に血圧が上昇します。
また、冬場の付加的な要因として寒さのために運動不足になり、血圧が上がる。
年末年始など飲酒の機会が増えることから血圧が上がるなども考えられます。
血圧が高くなると動脈に負担がかかることから、様々な病気の原因となりえます。
恐ろしいところでは脳梗塞や心不全などもあり、放置しておくと大変危険です。
では、何に気を付ければ良いのか?
運動不足や飲酒・喫煙、塩分の多い食事などリスクの高い生活形態にはもちろん気を付けないといけませんが、一番大切なことは高血圧を放置しない事です。
薬を飲む事に抵抗のある方もいるようですが、健康診断などで高血圧症の疑いを告げられた場合は診察の際にご相談ください。
内服を行いながら、生活習慣の改善について考えていきましょう。
また、高血圧の予防としては先ほどの生活習慣改善に加えサプリメントの服用なども有効です。魚の油に多く含まれるEPA・DHAは認知症予防にもなりますし、高血圧症の予防にも有効です。食事に魚を積極的に取り入れるとともにサプリメントでも補給すれば健康維持に期待が出来ます!
また、不足しがちなビタミンB群を摂取する事で高血圧症のリスクが低下するというデータもあります。
ビタミンB群は疲労回復や筋肉の合成にも欠かせないビタミンの為、サプリメントから積極的に摂っていただきたいものです。
最後に一つ、冬場は室内と外や室内とトイレ等、気温差が急激になるシチュエーションで急激な血圧上昇に伴う事故【脳梗塞・心筋梗塞等】が起こりやすいので私も毎年気を付けています。
自宅内での気温差をなるべく無くし、急な行動は慎むようにぜひお願いします。

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