ゲスト 様 ログイン

さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
診療時間 14:00~18:00(木曜休診)
  日・祝
14:00~18:00 ×
※土曜・日曜・祝日(特別休暇を除く)も通常通り診療
※△:保険診療・初診は休診・自由診療の再診は受付可能
(プラセンタ埋没は受付不可)
※月曜・水曜が祝日の場合は曜日に準じた診療となります。

さくらクリニックBLOG

受付発!「プラセンタ埋没療法のお話」

2023.04.22

こんにちは。さくらクリニック 受付 伊與田です。
さくらクリニックでは更年期障害や肝機能障害の治療、疲労回復、美容目的など様々な目的で、多くの患者様がプラセンタ療法を受けていらっしゃいます。
以前もブログに書いたのですが、プラセンタ療法の中でも特に効果を体感しやすいのがプラセンタの埋没療法です。
疲労感や美容はもちろんですが、病気に対する症状の緩和で「痛みが和らいだ」「症状が落ち着いてきて、起きていられる時間が増えた」等、患者様から嬉しいお声をいただくことが多く、私どももその効果に驚かされています。

先日、遠方にお住まいの男性からクリニックへお問い合わせのお電話がありました。
その方は膠原病、間質性肺炎、全身性エリテマトーデスといった難病を抱えていらっしゃり、今まで東京の病院でプラセンタ埋没療法を受けていたそうですが、埋没用のプラセンタを作っていた先生が亡くなったため受けられなく困っているとのことでした。
お話によると、東京で受けていた埋没用のプラセンタは白くて、打つと数日は高熱が出るが3週間~1ヶ月位は間質性肺炎等による症状が殆ど出なくなるため、白いプラセンタを作っている病院を探して全国の埋没療法をしている病院に問い合わせをしているとのことでした。
私は院長指導のもとで埋没用のプラセンタを作る作業に携わっておりますが、全国でもプラセンタの埋没療法を行っている病院は少なく、作り方もそれぞれの病院で多かれ少なかれ異なる部分があると思われ、その作業はとても大変です。
その方は埋没療法について大変詳しくご存じで、話を聞いていて私が作業する上でも参考になる部分が多く、とても勉強になりました。
丁度連絡をいただいた時に埋没用のプラセンタを作る作業の真っ只中であり、院長と相談しながらその方が求めている“白いプラセンタ”を作ってみることにしました。
ただし、高熱や痛みなどの反応が強く出るものは、治療目的の方にとっては良いのですが、疲労回復や美容目的の方にとってはその反応がネックになることが多く、日常生活に支障をきたすことから埋没療法自体をやめてしまうケースがあります。
そのためプラセンタの埋没療法を行っている他の病院でも、痛みや発熱が少ないプラセンタを提供している病院が増えているようです。しかしながら、痛みや発熱がないプラセンタでは病気の症状を緩和することはなかなか難しく、今回は試しに数本だけ“白いプラセンタ”を作ってみました。
色々と意見を出しながらやっと完成した“白いプラセンタ”!ドキドキしながら私が試しに受けたところ、埋没後2~3日ある打撲痛のような痛みが今までより強く感じましたが、残念ながら熱は出ませんでした。気になる効果はというと…体感としてはお肌のハリが全然違って、翌朝から潤いやハリ感を実感できました。痛みが無くなると体調も良くなり、3週間位で徐々に元に戻るような感覚でした。
元々プラセンタ療法を受けている外来の患者様で、指に痛みが出てきていた患者様にも試していただいたのですが、“白いプラセンタ”を受けた後は痛みが無くなったとの嬉しい報告をいただきました。
まだまだ試行錯誤の余地はありますが、試しに作ってみて良かったと思っています。
お問い合わせくださった男性にもご連絡し、今度受けに来て下さることになりました。せっかく遠方からいらっしゃるので、少しでもお役に立てたらいいなと思います。
更年期症状で保険適用されているメルスモンの注射液が出荷停止になり、さくらクリニックでも在庫が無くなり次第治療が提供できなくなります。
仕方がないこととはいえ、治療中だった患者様には大変申し訳なく思っております。注射での治療ができない間、興味がある方はプラセンタの埋没療法を是非お試しください。
たくさんの方に埋没療法を知っていただき、少しでも辛い症状を緩和することができたら嬉しいです。

ご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください
ご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください
ページトップへ