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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム8月号「正しい朝食で夏を乗り切ろう」

2023.08.01

朝食は食べた方が1日の活力なることが常識となっていますが、食べるものは何が良いでしょうか?
少し前までは糖分は唯一の脳の栄養と盛んに言われており、朝食にこそしっかりと糖を摂るべきだと言われていました。
しかし、現在は低糖質ダイエット等のブームもあり、実際はどちらが正しいのか分かりにくくなっています。
私は朝食が大事なのは確かだと思いますが、何でも良いというわけではなく、菓子パンや甘いシリアルなど糖分中心で済ませるのなら、かえって食べない方が良いのでは?と考えています。
なぜなら、朝の身体はまだ代謝のスイッチが入っていない「省エネモード」のようなもので、そこへ糖質に偏った食物を体に入れても、うまく代謝できず、なんかだるい・・本腰入らない・・といった感覚をお昼くらいまでひきずってしまうからです。
要は食事の際に最初に口に入れるものが糖質であることが問題と思っています。
急激な血糖値の上昇はインシュリンの過剰な分泌を促し、結果として必要以上に血糖値を下げてしまいます。
大まかに言うと血糖値の急降下=だるさや眠さと考えていただいて結構です。

ではどのような食事を心がければよいのか?
私は昔ながらの日本の朝食はバランスが良く取れていると思っています。
焼き魚や納豆・卵でたんぱく質を中心の構成で、目立った糖質はご飯ぐらいのものです。
食べ方は糖質が食事の最初にならないようにご飯をなるべく最後に食べればよいのです。
昔の人からはご飯とおかずを交互に食べないと行儀が悪いと叱られそうですが…
それにプラスして現代人の朝食に足りない代表的な食材である食物繊維を積極的に摂取したいものです。
昔ながらの朝食には良く海藻が出ていた事を思い出します。
非常にポピュラーな食材であるワカメを始めとしてモズクや寒天なども貴重な水溶性食物繊維の摂取元として最適です。
夏の暑い朝には冷たい海藻は食べやすく、この時期は特におすすめしたいものです。
食物繊維の摂取で腸内環境が整えば便秘も防がれますし、免疫力の向上にも効果的でまさに夏の強い味方ですね。
こういった食事の摂り方は私自身も実践しているところです。いつでもご指導しますのでぜひお気軽にお尋ね下さい。

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