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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム11月号「冬に備えて免疫力アップ 尿酸菌+α」

2023.11.01

新型コロナの社会的影響も徐々に弱まりつつある今日この頃。
コロナ禍最盛の頃は免疫力という言葉がクローズアップされ、巣ごもり需要から関連商品の売上も右肩上がりだったとか。
社会的には影響が少なくなってきたとはいえ、病気にはかからないのが一番。
コロナ禍最盛の頃のように、過剰に気にすることは無いのかもしれませんが、それでも風邪やインフルエンザが急に増える冬に備えて当たり前の免疫力アップの活動を取り入れないといけませんね。
さて、免疫力と密接に関係する微生物として乳酸菌の名前を聞いたことがある方も多いと思います。
乳酸菌は食品では主には発酵食品に含まれており、最も代表的なものはヨーグルトでこれを積極的に摂取されている方も多いのではないでしょうか?(私の朝も一本のヤクルトからスタートです)
乳酸菌の役割をざっくりとお伝えすると、腸内の善玉菌を増やし腸内環境の改善をすることで自身の免疫を保つ働きを助けることです。
既に積極的に乳酸菌を摂取している方は、非常に良い習慣の為、ぜひこの冬も続けてください。
しかし、乳酸菌は摂取するうえで注意しないといけない点は2点ほどあります。
ひとつは人によって合う・合わないが生じてしまう点です。
乳酸菌には種類が無数にあり、その方の身体によって合わない場合もあるのです。よって、ご家族で乳酸菌を摂っている場合などは効果が出る方と出ない方に分かれてしまうケースが見られます。
もちろん有害なものではないので、合わない乳酸菌を摂っても副作用などは無いのですが、時間とコストが勿体ないため、自身の求める効果(風邪をひかなくなった・便秘が治った等)が得られていない場合は乳酸菌の種類を変えてみることが必要です。
概ね1~2か月の摂取で効果を感じられない場合は切り替えのタイミングだと理解してください。
もう一点の注意事項は「プレバイオティクス」と呼ばれる腸内で善玉菌のエサとなる食品を併せて摂取する点です。
善玉菌のエサとなるのは主に食物繊維とオリゴ糖の二種類となりますので、食物繊維豊富なキノコ類や海藻を食べる習慣は免疫力の維持に効果的です。
オリゴ糖に関しては野菜や果物に多く含まれていますので、1日1回は十分量を摂取するようになさってください。

インフルエンザの患者様も増えてきた今日この頃、さくらクリニックにかかりつけの皆様にはしっかりと免疫維持の活動をしていただき、これからのシーズン風邪の診察でお会いしないことをお祈りしております。

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