2024.11.01
南国鹿児島も最近は朝晩はめっきりと冷え込むようになってきました。
新型コロナウイルスの話が世間の大きな話題とならなくなりしばらく経ちましたが、実際の感染者数は以前と変わらず推移している様子です。
感染力が強いといった特徴も変わらず、老人ホームなどで1人発生してしまうと、最終的には殆どの入居者が感染するといったクラスター状態になることも多く見受けます。
夏の間も新型コロナ感染のケースを多く見ましたが、例年の傾向でいくと冬場の感染はより多くなるのではないでしょうか?
実際、今シーズンはまだインフルエンザの患者さんは診ていませんが、コロナ感染に関しては既に無数に確認しています。
インフルエンザの流行と併せて事前の準備が必要ですね。
以前のコラムでもお伝えしたことですが、感染症は高齢者の方が症状として出やすいため、ウイルスに感染しやすいように見えますが、インフルエンザもコロナウイルスも免疫力が高いから感染しにくいというのは間違いで、実は感染するリスクは子供から高齢者までほとんど変わらないようです。
つまり、万が一感染してしまっても重症化しないような免疫力の維持が重要なのです。免疫力に関しては難しく考えることなく、まずは「よく食べて」「よく寝る」を心がけることです。
現代人は睡眠時間が足りないことが多く、免疫力が低下しやすいライフスタイルの方が多いので、秋の夜長を楽しまずスマホを手放して早寝をするよう意識していきたいものです。
毎年この時期にお伝えしていることとなりますが、食事から免疫力を高めていくのにお勧めの成分は乳酸菌の摂取です。
発酵食品には多く含まれているため積極的に食べたい食材ナンバーワンかもしれません。明治のR1ヨーグルトなどはインフルエンザの予防効果を謳っていますのでこの時期には美味しく飲めて気軽に乳酸菌を摂取できます。
さくらクリニックに通院されている皆様に対しては表面にも記載のある11-1乳酸菌(ぬか床由来の新種乳酸菌)を例年お勧めしています。
若干粉っぽさがありますので私は漢方薬を飲むように水で流し込んで飲んでいます。
見通しの読めない今年の冬ですが、ライフスタイルの見直しと乳酸菌の力を借りて元気に乗り切っていきたいものです。