2012.11.25
毎年11月頃から翌年の4月にかけて、ノロウイルスの感染を原因とするウイルス性の嘔吐・下痢・発熱が流行します。
ノロウイルスにはワクチンもなく、感染を防ぐことは簡単ではありません。特に子ども達や高齢者には簡単に感染してしまいます。 感染してから発病するまでの潜伏期間は短く、10数時間~数日で、症状の持続する期間も約1~2日と短期間ですが、その嘔吐物や下痢便にはノロウイルスが大量に含まれており、わずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、すぐに感染してしまいます!
効果的な予防方法は流水・石けんによる手洗いと、貝類の内臓を含んだ生食は控えることです。
そして、普段から体調を整えておくことも大切です。
<もし、感染した場合は??>
特効薬はありませんが、症状の持続する限り、脱水にならないように水分の補給をすることが一番大切です。場合によっては病院で点滴をしてもらい、吐き気止めや整腸剤などの薬を使用しましょう。
鹿児島でも早くから流行っているようなので、皆さん十分に注意して下さいね。