2021.07.25
こんにちは。さくらクリニック受付の南雲です。
今年は梅雨入りが早く、梅雨の期間が長かったですが、そんな梅雨もやっと明けて、あっという間に夏がやってきました。朝から紫外線が強く、汗をかくほど暑いですね。
夏と言えば、プールや花火、バーベキューなど楽しい行事がたくさんありますが、キンキンに冷えたお酒を飲みたくなる季節でもありますよね。冷えたビールを外で飲むと一段と美味しいですが、コロナの影響で毎年恒例のビアガーデンができないのが残念です。もうすぐお盆も迎え、親戚・知人で集まるとお酒を飲む機会が増える方が多いと思いますが、飲み過ぎ・食べ過ぎには注意したいですよね。そこでお酒や食べることが好きな方に必見の奄美の“シマアザミ”のすばらしい効果についてご紹介。
シマアザミはキク科の多年草で古来より伝統食の食材や生薬として民間療法にも利用されていました。なんとこのシマアザミ、高脂肪食と一緒に摂取する実験で、肝臓への脂肪蓄積や肝臓障害を軽減する効果があることが分かりました。血液中の脂肪酸濃度が高いと肝臓に流れ込み脂肪肝を起こす原因となりますが、シマアザミと一緒に摂取することで血液中の遊離脂肪酸濃度が低くなり、肝臓への脂肪の流入が少なくなります。他にも肝臓や脂肪組織の脂肪酸合成酵素遺伝子の発現が減り、脂肪を作る能力を抑えられ、脂肪肝を起こさない作用が期待できます。脂肪肝、肝機能の数値が気になる方やダイエットをしている方は是非このシマアザミを含有したサプリメントなどを摂取してみてください。ポリフェノールやカルシウム、マグネシウム、ミネラル、食物繊維、α-リノレン酸も豊富に含まれているため、肝臓が気になる方だけでなく健康や美容目的としてもお勧めです。