2022.07.27
こんにちは。さくらクリニック受付の南雲です。
今年は例年よりもっとも早く梅雨が明けて、暑い日がやってきました。
すでに猛暑日が続いていますので、こまめな水分摂取や体温調節などして脱水や熱中症には気をつけてお過ごしください。
さて、さくらクリニックではさまざまな診療に取り組んでいますが、その中でも保険診療で特に多くの方がおみえになるのは更年期診療です。
女性の皆さん、私たちの身体には一生を通じて4つのライフステージ(思春期・性成熟期・更年期・老年期)があることはご存じですか?
それぞれのライフステージで日々の健康に女性ホルモンが影響しています。
女性は思春期を迎えるとエストロゲンという女性ホルモンの分泌が増えて初経を迎え、性成熟期には分泌が安定し、更年期から徐々に減少してきます。
個人差はありますが日本人の平均閉経年齢は約50歳。閉経前の5年間と閉経後の5年間の約10年間を「更年期」と言われています。
更年期の発症にはエストロゲンの欠乏や加齢といった身体的因子や生活などの心理的因子、職場や家族関係などの社会的ストレスなどが関わっています。
主な更年期の症状は・・・顔がほてる、汗をかきやすい、息切れや動悸、腰や手足の冷え、頭痛や眩暈、怒りやすくイライラする、疲れやすい、倦怠感、不眠、肩こりや腰痛、寝付きが悪い眠りが浅い、憂鬱になるなどさまざまです。
いろいろな治療法がある中でもさくらクリニックでは主にプラセンタ療法を行っております。プラセンタ療法ではヒトの胎盤から抽出したエキスを使った製剤を定期的に注射して治療します。さくらクリニックでは年齢制限を設けており、45歳~60歳になるまでは保険内の診療が可能です。ただ注射自体の効果が長くはないため、大体週に2~3回の受診をお勧めしています。通院している患者様からは、「注射した日は調子がいい」「寝付きが良くなった」「ホットフラッシュの回数が以前より減った」など効果を実感されています。
さくらクリニックでは保険診療以外にも自由診療でプラセンタの量を増やしたり、プラセンタの点滴をしたり、長期的な効果がある埋没療法などもあります。注射が苦手な人や定期的な通院が困難な方にはプラセンタのサプリメントもご用意しています。忙しい方でも、内服により継続して治療できる飲むプラセンタは、ヒト由来とブタ由来の2種類があります。ヒト由来ですと2カプセル、ブタ由来ですと6カプセルで注射1本分に相当するプラセンタエキスの効果を感じることができます。基本的に空腹時をお勧めしており、飲み方はご自身の体調によって調整してOK!です。
更年期に悩んでいる方はプラセンタ療法を試してみませんか?
症状の種類や症状の感じ方は人それぞれなので、身体がいつもと違うと感じた方は一度更年期チェックシートで自己チェックしてみましょう。
更年期を乗り越えるために日頃の習慣を見つめ直すことも大切です。
是非さくらクリニックにご相談ください。