さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

今回はさくらクリニックでも推しているビタミンC誘導体がなぜお肌に良いのかを皆さんに知ってもらえたらと思います。

そもそも、ニキビができる原因は、
①お肌の新陳代謝が上手くいかずに、古い角質が剥がれず厚くなり毛穴がつまる。または、皮脂腺から過剰に皮脂が分泌されることで角質が肥厚していなくても毛穴がつまる。
②皮脂が毛穴に詰まる（白ニキビ）
③溜まった皮脂の中でアクネ菌が増殖したり、皮脂が酸化したりすることで炎症を引き起こす（赤ニキビ）
④炎症が悪化して膿が溜まる（黄ニキビ）
黄ニキビまで悪化すると、炎症が毛穴の壁を攻撃するため、後々クレーターのような痕を残します。

そして、対するビタミンCのお肌への効果は
・血行促進し、新陳代謝アップ　・皮脂の過剰分泌を抑制　・抗酸化作用　・抗炎症作用
・コラーゲン生成　・メラニン生成の抑制　などがあります。

ニキビの原因とビタミンCの効果を照らし合わせてみると、
○新陳代謝が悪くなり角質が厚くなる→新陳代謝アップでターンオーバーを正常化
○皮脂が過剰に分泌→皮脂の過剰分泌を抑制
○皮脂が酸化する→抗酸化作用で酸化するのを防ぐ
○菌の増殖、皮脂の酸化で炎症を引き起こす→抗炎症作用
○クレーターの様なニキビ跡→コラーゲンの生成でお肌ふっくら
○ニキビ跡の色素沈着→色素沈着の原因になるメラニン生成を抑制
と、ニキビの原因・経過諸々にビタミンCすごく良い！ということが分かります。

飲むビタミンCでももちろん効果はありますが、お肌に直接作用させるためには皮膚から吸収する方が効果的です。VC誘導体と言われるものには水溶性・油溶性のものがあり、さくらクリニックでは水溶性VC誘導体の化粧水、油溶性ビタミンC誘導体のジェルを取り扱っています。それぞれお肌への働き方が違うためどちらも併用することがおすすめです。
調剤スキンケアの購入には一度診察が必要になりますので、ご予約をお願いいたします。気になった方はお気軽にご連絡ください。