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さくらクリニック・鹿児島市 | がん治療をはじめとする内科診療を行っています

さくらクリニック
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さくらクリニックBLOG

院長コラム2024年12月号「2024年もあと少し!大変お世話になりました」

2024.12.01

秋を飛ばしたように突然に寒くなり師走の到来を実感します。
この時期は忘年会などもたくさんお誘いがあり、事あるごとに「年忘れ」という言葉を聞くようになります。
以前もお話ししたことがありますがこの言葉の由来をご存じですか?
日本では古来より使われている表現で、室町時代の手紙などからも確認ができるようです。
ざっくり説明すると、その年の苦労を忘れるために皆で集まって食事をしたりお酒を飲んだりとして年末に過ごしたことを年忘れと言ったそうです。
つまり現在の忘年会とほとんど同じです。忘年会とは伝統のある行事なのです(笑)

さて、一年の苦労を忘れるのは来年に向けての活力となり楽しい事ですが、やらないといけないことを忘れてしまうのは困ったものです。
高齢化が進む日本では重要な問題となっている認知症ですが、突然に症状が発現することはなく、徐々に進行していく特徴があります。とっさの判断力や注意力が低下する症状は中期認知症と言われ、症状の進行した状態であると言えます。
その前段階として軽度認知症(MCI)と言われる状態があり、主な症状として短期記憶の低下、喪失があります。
ちょっとした物忘れも侮りがたく、軽度認知症の症状であれば早い段階から進行の予防を心がける必要があります。
認知症は血液中に特異なたんぱく質が蓄積することが発生原因であることから、特殊な方法でこれらを検査することによって血液検査でリスク診断を行うことが可能です。
最近は患者様からの要望が多いため、さくらクリニックでもリスク診断を開始しています。
検査結果に応じた予防方法のアドバイスも併せて行うため、将来の認知症リスクの低減に効果が期待できます。

年忘れが物忘れとならないよう、心当たりのある方は診察の際にお声がけください。

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