2025.05.01
鹿児島はもうすぐ梅雨入りの季節、ジメジメとしたお天気は気が滅入ってしまうものですし、曇っていても紫外線が強くなる時期となりました。
日本では特に女性のUV対策はバッチリで、日焼け止めをはじめ服装なども含めてこれから十分な対策が行われてくるのではないでしょうか?
紫外線の有害性は広く知られるところであり、美白にも大敵!
UVケアは絶対に必要なのですが、一つ落とし穴があります。
紫外線をシャットダウンしてしまうと、体内でのビタミンD生成が滞ってしまうのです。
日本人のビタミンD欠乏については様々な調査・研究が行われていますが、どの調査でも概ね9割近い女性がビタミンD欠乏とされています。(男性は比較的紫外線を気にしない為欠乏割合が少ない。)
ビタミンDは特に女性には大切なビタミンで欠乏していると将来のリスクとなってきます。一番身近な事項は骨粗しょう症。
閉経後の女性は骨粗しょう症のリスクが高まることをご存じかと思いますが、ビタミンD
の血中濃度と血中のカルシウム濃度には密接な関係があります。
ビタミンDが充分であればカルシウム濃度も上昇する為、骨粗しょう症を予防する効果があるのです。
また、ビタミンDの血中濃度と癌リスクの研究も盛んに行われており、ビタミンD
血中濃度が低い群は癌罹患リスクが高いとの結果も複数確認されています。
この様に大切なビタミンDですが、調べる機会が少ないためご自身の血中濃度の値をご存じの方はほとんどいません。
簡単な採血で確認できますので一度数値を確認してみてはいかがでしょうか?
さくらクリニックでは数値に応じてサプリメントや食事のサポートを行っております。
すぐに始められる健康リスク対策として重要度は高いので是非ご検討ください。