今、副作用のないがんの治療法として特に注目されていて、米国やカナダでは多くの医師がこの治療を導入し、大きな成果を上げています。
さくらクリニックでは、米国で実施されている「高濃度ビタミンC点滴療法の標準的プログラム」と同じものを患者様へ安全にご提供します。
ビタミンCの血中濃度が高くなると、血液中の鉄分とフェントン反応を起こして過酸化水素となり、全身の毛細血管から体内に出ていきます。正常細胞はカタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するので影響をまったく受けません。
一方、がん細胞はこのような要素を欠乏するため、すぐに過酸化水素に反応しダメージを受けて破壊されてしまいます。 すなわち、ビタミンCは高濃度になると栄養素ではなく抗がん剤として働くのです。
また、ビタミンCは本来の大きな抗酸化力でミトコンドリアの機能を正常化し、免疫システムを刺激(インターフェロンの産生、マクロファージの食作用の亢進、NK細胞数の増加と遊走能の亢進)、P53遺伝子を安定化、P53遺伝子の障害を抑制し、化学療法や放射線あるいは高濃度ビタミンCによるpro-oxident効果によって引き起こされる突然変異を予防します。
すなわち、ビタミンCはがんの化学療法剤でありながら免疫力を高め、大きな抗酸化作用で副作用や体調の改善をするという、これまでにない理想の化学療法であるわけです。
ビタミンCは、体の汚染物質を尿から排泄する力が強いこと(キレート効果)が様々な研究で明らかにされています。また、がんが進行すると、かなりの確率で痛みが出てきますが、不思議なことに高濃度ビタミンC点滴をしているといつの間にか痛みが取れてきます。
さらにはQOL(生活の質)を改善するので、食欲が出てきたり、活力が出てきます。