クリーム状のプラセンタエキスを臀部皮下脂肪の層に注射器を使って注入します。
注入されたプラセンタエキスはプラセンタ注射と比較してゆっくりと体に吸収され、持続的に治療効果を発揮します。
以前は製薬会社が製造したプラセンタ埋没用のバイアル瓶が存在したのですが現在では発売が中止されています。そのため、プラセンタ埋没療法に使用するプラセンタは、感染症の検査をパスした健康な胎盤の提供を受け、クリニックで自家製剤として作成しなければなりません。製剤のノウハウが求められることから現在ではプラセンタ埋没療法を行っている病院、クリニックは年々減ってきています。
プラセンタ注射と比較した際、顕著に違いが出るのは体感性の高さと効果の持続性です。 プラセンタ埋没療法に使用するプラセンタエキスはプラセンタ注射で使用する「ラエンネック」「メルスモン」と比較してより胎盤そのものに近い状態を保っているため、有効成分が何倍も豊富に含まれていると考えています。
実際、治療の現場でもプラセンタ注射と比較して、更年期症状・疲れ・皮膚状態の改善等においてプラセンタ埋没療法は圧倒的に効果が高いことを実感しています。また、皮下にプラセンタエキスを留置することから継続的にエキスの吸収が行われます。効果の持続性として1度の治療で2~4週間は改善状態が持続します。
高圧滅菌をかけていますので、ウイルスや細菌も完全に除去されています。プラセンタ注射と同様に安全な治療であると言えます。日本で行われたプラセンタ療法で感染症が伝播したとの報告は、現在までに1例もありません。ただ、理論上ゼロではないということで、ヒト由来の生物製剤を一度でも使用すると、以後献血はできなくなります。その点はご留意ください。
注射部位の疼痛、発赤が発生する事があります。 またヒト胎盤由来製剤においては製品の安全性が図られておりますが、未知のウィルス等に由来する感染症のリスクを理論的には完全に排除することは困難です。
プラセンタ インプラント | 埋没法 | 8,300円(税込) |
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