通常、血液検査データからは臓器の機能を評価するとされていますが、本来、多くの生化学的な栄養素の代謝情報を読み取ることができます。
今の体の状態に対してどんな栄養素がどれくらい不足しているのかを分子整合栄養医学に基づき「栄養解析レポート」を作成します。
70項目にのぼる血液検査データから、詳細に栄養状態を解析でき、健康でいるため、また予防という観点から補うべき栄養素が明確になります。
栄養療法は、海外ではオーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)と呼ばれ、1960年代から多くの精神疾患領域の治療として応用されてきました。
この治療は多くの分野で応用されており、内科疾患領域だけでなくアンチエイジングの分野やがんに対する高濃度ビタミンC点滴療法もオーソモレキュラー療法の一つです。
1950年代後半、米国にて遺伝子についての発見を基礎に“分子生物学”という学問が誕生しました。この分子生物学からさらに発展したのが、“分子整合栄養医学”です。
分子整合栄養医学は、人間の体の整合を分子(細胞)のレベルで考え、栄養素の組み合わせと量を上手に使うことによって、栄養学的、病理学的な作用で病気の治療や予防に役立てる考え方です。
健康状態が気になる方、必要な栄養素を明確にしたい方
めまい、倦怠感、うつ病、パニック、肥満、アトピー性皮膚炎、肌荒れ、にきび、自律神経失調症、更年期症候群、月経不順、不妊、統合失調症、自閉症、多動、子供の成長、 その他の症状がある方など
詳細な血液検査
栄養解析レポート (血液検査・カウンセリング込) |
25,500円(税込) |
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推奨サプリメント | 別途 |
栄養解析結果及び推奨サプリメントについてはレポート形式でお渡しいたします。 以下では各レポートのサンプルをご覧いただけます。
さくらクリニックでは血液栄養解析の結果に基づき最適なサプリメントをご提案するサプリメント外来を実施しております。
サプリメント外来は、詳細な血液検査からはじまります。血液検査データは、身体の中の様子、それも栄養状態を最も明活に、かつ、客観的に指し示す指標だからです。
現在医療の主役である薬は、多くの病気の治療に撲滅に効果を上げてきました。しかし、薬には「何となく調子が悪いことを改善したい」、「もっと優れた健康状態にしたい」ということを期待することはできません。また、常に副作用の心配が伴い、自然界に存在しない物質であるため人間にとって異物であるということの危険性を考慮しなくてはなりません。
栄養医療は、薬による治療と異なり、身体に優しい反応によって病気や症状を改善させたり、より良い健康状態を導く、古くて新しい治療法なのです。
サプリメントへの関心が高まり、医療機関でサプリメントを扱うことが増えてきました。一般的には、“○○症状には××サプリメント”といった使われ方をしています。当院のサプリメント外来では、全てひとりひとりの状態に応じたテーラーメードサプリメントを用いています。症状別にサプリメントを選ぶ治療法とは、根本的に異なる方法なのです。
また、サプリメントの効果を血液検査によって評価するため、選択された栄養素がしっかりと効果を上げているのかどうかを科学的に評価することができます。